collage

窓から入る光の色に言葉を感じることがあります。しかし曖昧な感覚なので長い時間をかけて詩に起こしていきます。そのようにしてできた言葉に関する詩と外の光の色を縫い合わせて窓の作品を制作しました。

言葉は呼吸、息、リズム、音、声、振動、ニュアンス、時間、意味など数えきれないほどの曖昧な要素で成り立っています。しかし、日常生活ではその曖昧さを忘れて言葉を使うことで、言語として情報伝達はされても、感情や感覚、ニュアンスが伝わらなかったりします。

縫われた窓を眺めながら、言葉や感覚についてゆっくり考える時間になれば幸いです。